30代半ば、理系の専門職として働いています。
約5年以上の投資歴があり、現在はNISA、特定口座、日本株、投資信託、ロボアドバイザーなどを組み合わせて長期投資を続けています。
専門家と呼べる立場ではありませんが、長期投資をコツコツ続けてきた経験を分かりやすくお伝えし、同じように悩みながら資産形成をしている方の参考になれば嬉しいです。
筆者の実績
参考までに、5年間全体で複数口座を合算した場合、全体の累積リターンは約+50%のパフォーマンスとなります。
これを年率換算すると、約+8〜9%程度になります。
※複数口座・入金タイミングが異なるため、損益率はあくまで概算です。
累積リターン+50%とは、たとえば100万円の元金が150万円になるということです。
筆者の実績はいいの?悪いの?
いくつかの代表的な投資スタイルの「過去5年の概算損益率」と比べてみます。
まず、全世界株式インデックスとして代表的なオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は、
米国株を中心に非常に好調な相場で、年率換算で約+17%前後(参考値)とされています。
米国株の代表格であるS&P500も同じ期間で、単純平均ベースでは年率+20%前後とされることが多く(参考値)、株式市場が強かったことがわかります。
一方、某ロボアドバイザーは公式の長期例では累積で100%を超えるリターンを示していますが、
実際の運用成績は開始時期やリスク水準によって差があります。
筆者の全体成績は約+50%前後(概算)ですが、これは初心者からはじめて失敗して勉強して、右往左往して現在地までたどり着いた結果です。
なお、国内株式を多めに保有していた時期があったことや、分散を重視してリスクを抑えていたことも、
株式一本の指数よりリターンが控えめになった要因の一つです。
ロボアドバイザーのように突出して高いわけではありませんが、分散・入金時期・心理的なブレを含めた「現実的な投資結果」としては、年率8〜9%は十分に健闘した方かと考えています。
30代からでも遅くない資産形成
「もっと早く投資を始めていればよかった」
30代になると、一度はそう思う人が多いのではないでしょうか。
SNSを見ると、20代から投資をして資産を増やしている人の話が目につき、今さら始めても遅いのでは…と感じてしまうこともあります。
でも結論から言うと、30代からの資産形成はまったく遅くありません!
むしろ、現実的で失敗しにくいスタート地点ではないでしょうか。
30代からでも遅くない理由
30代は、収入がある程度安定し、生活費の感覚もつかめてくる時期です。
若い頃のように無理なリスクを取らなくても、「毎月いくらなら無理なく投資に回せるか」「どれくらいの値動きなら耐えられるか」を冷静に判断できます。
これは投資において、とても大きな強みです。
資産形成で一番大切なのは、才能や情報量ではなく「続けられること」です。
短期間で一気に増やそうとすると、相場の上下に振り回され、途中でやめてしまう人が多くなります。
一方で、インデックス投資などを中心に、淡々と積み立てを続けた人は、派手さはなくても着実に資産を築いていきます。
30代から始める場合、20年以上の時間を味方につけることができます。
これは十分に長期です!
始めなかった後悔は、後から必ずやってくる
たとえ毎月の金額が小さくても、時間と複利は確実に働いてくれます。
「完璧なタイミング」を探すより、「今日から仕組みを作る」ことの方が、はるかに重要です。
何もしないで過ぎていく1か月ごとに、
「本来なら育っていたはずの資産」が一つずつ消えていきます。
また、30代は「守り」も同時に考えられる年代です。
生活防衛資金を確保し、無理のない範囲で投資をすることで、相場が下がったときにも慌てずに済みます。
この余裕が、結果的に投資を長く続ける力になります。
資産形成は競争ではありません。
誰かと比べるものでもありません。
大切なのは、「自分の人生にとってちょうどいいペース」を見つけることです。
30代から始める資産形成は、遅いどころか、現実を理解した大人のスタートです。
焦らず、欲張らず、でもやめない。
その積み重ねが、将来の安心につながっていきます。
まとめ|30代からの資産形成は「遅い」のではなく「現実的」
筆者の過去実績の数字だけを見れば、
「もっとリターンの高い方法はあったのでは?」と感じる部分もあります。
もっと早く始めていれば、もっとシンプルに投資していれば、と思うこともあります。
それでも、「始めなかった時間」より「続けてきた時間」の方が、確実に今の自分を助けてくれました。
30代は、まだ長期投資の時間軸を十分に取れる年代です。
完璧な戦略よりも、まずは自分に合った形で市場に参加すること。
それだけで、将来は大きく変わります。
今日が、これからの資産形成で一番若い日です!