最近、高校生の間で共通テスト(旧センター試験)への関心が高まっています。
筆者が現役の頃はセンター試験時代でしたが、数学ⅠAは5分で解き、その他の教科も半分以下の時間で解けるまでに猛特訓しました。
共通テストで求められる力、対策のポイントなどについて、ここでは詳しく紹介していきます。
受験生の皆さん、本記事を参考に確実に共通テスト対策を進めましょう!
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共通テストで求められる力の重要性
共通テストでは、高得点を獲得するためには知識力と思考力の組み合わせが求められます。
知識力の重要性
共通テストでは、ただ単に用語を覚えるだけでなく、その知識を理解し活用することが重要です。
しっかりと理解し暗記するだけでなく、資料問題などでは、資料と自分の知識を組み合わせて読み取り、その時代や出来事を推測する力が求められます。
思考力の重要性
共通テストでは、単なる知識の暗記だけではなく、それを組み合わせて思考する力も求められます。
国語の現代文問題では、複数の文章を読み取り、必要な情報を見つけて自分で解答する力が重要です。
また、数学の問題では与えられた条件から最適な解法を考え出す力が必要です。
知識力と思考力を組み合わせて問題を解くことが求められるため、両方の力をバランス良く身につけることが重要です。
共通テストで高得点を目指すためには、知識をしっかりと理解し暗記するだけでなく、それを応用して考える力も大切にしてください。
共通テスト対策のポイント
ポイント1: 共通テストの特徴に対応する
共通テストの形式に慣れるため、多くの問題に取り組むことが重要です。
共通テストの傾向に合わせた問題演習を行い、知識の活用力を養いましょう。
ポイント2: 基礎力の強化
共通テストでは基礎力が非常に重要です。
基本的な知識やスキルをしっかり身につけることが必要です。
センター試験の過去問や基礎テキストも活用して基礎力を強化しましょう。
ポイント3: 総合的な学習
共通テストでは科目も増えました。
全ての科目に対策するためには、時間を無駄にせず適切な教材や講座を選ぶことが重要です。
教科別の対策
試験の出題内容は、センター試験の頃と大きく変わりはありません。
結論を先に言うと、共通テストの対策は基本的にはセンター試験と同様です。
脊髄反射レベルのスピードを鍛える
高得点を取るためには、数学にせよ英語にせよ、単純な計算や英訳は反射的に答えられるようになることが重要です。
また出題内容は教科書の内容からそれることはなく、求められる知識は変わりません。
問題の数をこなすほど、知識の定着と思考力のスピードが鍛えられます。
共通テストが早く解けるようになれば、基礎学力は完全に身についたと言えますし、二次試験のスピードも向上し、点数も上がるでしょう。
問題をひたすら解く
筆者はセンター試験前の約2カ月間、ひたすら過去問や類似問題を解き続けました。
学校の方針でやっていましたが、おかげで反射的に解く、という感覚になるまでに至りました。
数学ⅠAは5分で全問正解で解答し、その他の教科も半分以下の時間で解答できるようになりました。
簡単だからこそ差がつく
教科書の内容なので、センター試験や共通テストの内容は比較的簡単に感じる方が多いかもしれませんが、簡単だからこそ、たったひとつの知識の差が大きな差になりえます。
さらに解答を導くスピードを鍛えることは、二次試験攻略へも必ずつながります。
シンプルな共通テストこそ、力を入れて徹底的にと取り組むことをおすすめします。
対策教材
筆者のように、ひたすら2ヵ月間集中して過去問や類似問題をやりこもうとすると、それなりの数の問題集が必要です。
複数の教材を選択して猛特訓しましょう!
※最新版の有無はご確認ください!
駿台
河合塾
Z会
東進
過去問
黒本
赤と青もありますが、解説内容に定評があるのは河合出版による黒本です。
センター試験の過去問
黒本もしくは赤本がおすすめ。
共通テストの過去問に直近数年分のセンター試験の過去問は掲載されているのでご注意ください。
おすすめの対策教材
共通テストに備えて有効な対策をするためには、適切な教材の活用が重要です。
以下では、共通テスト対策におすすめの教材をいくつかご紹介します。
Z会の通信教育 大学受験生向けコース
Z会の通信教育は、共通テスト対策に特化した教材を提供しています。
毎月6教科17科目のセットで必要な科目を網羅し、各科目の学習設計も毎月60分程度と無理なく取り組むことができます。
特に英語・数学・国語に関しては、ポイント映像講義があり効率的な学習が可能です。
東進の共通テスト対策教材
東進は、全国各地で展開する塾であり、共通テストにも対策を行っています。
最高峰の講師陣からの指導や最新のIT授業の導入など、質の高い授業が特徴です。
入学金や授業料にもコストパフォーマンスがあります。
まとめ
共通テストは従来のセンター試験と異なり、知識の記憶力だけでなく、思考力や応用力も重視されています。
効果的な対策には、教科ごとの基礎力の強化、総合的な学習、効率的な学習方法の確立が必要不可欠です。
自分に合った学習方法を見つけ、着実に実践していくことが合格への近道といえるでしょう。
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