危険な落とし穴に気をつけろ!子供のネットリテラシーを高める子ども・保護者向け教材

書籍/雑学

インターネットは私たちの生活に深く浸透しており、子供たちもその恩恵を受けています。

しかし、同時にインターネットには様々な危険性も潜んでいます。

そのため、子供たちにネットリテラシー教育を行うことが非常に重要になってきています。

本記事では、小学生向けのネットリテラシー教材について、様々な角度から詳しく解説していきます。

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ネットリテラシー教育の重要性

インターネットは便利な一方で、不適切な情報や有害なサイトなど、子供たちにとってリスクもあります。

そのため、安全にインターネットを利用するための知識とスキルを身につける必要があります。

子供のインターネット利用状況

内閣府の調査によると、小学生の約85%がインターネットを利用しており、高校生では99%に達しています。

インターネットは子供たちの生活に深く浸透しているのが実情です。

一方で、ネットリテラシーが低い子供も多く、以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。

トラブル
  • 間違った情報を鵜呑みにする
  • 個人情報を漏らしてしまう
  • 他人の情報を無断で公開する
  • 危険なアプリをダウンロードする
  • SNSでのトラブルに巻き込まれる

ネットリテラシー教育の必要性

POINT
  • インターネットの特性を正しく理解する
  • 情報を主体的に比較・検討する力を養う
  • ネットトラブルの具体例を学ぶ
  • 安全なインターネットの使い方を身につける

上記のような事態を防ぐため、小学生の段階からネットの危険性や正しい使い方を教育することが不可欠です。

子供たちがインターネットを安全に活用できるよう、親子で話し合いながらネットリテラシー教育に取り組むことが重要です。

ネットリテラシー教育では、以下の点を身につけることが目標です。

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    小学生向けネットリテラシー教材

    様々な企業や組織から、小学生向けのネットリテラシー教材が提供されています。

    それぞれの教材には特色があり、目的や内容が異なります。

    トレンドマイクロ「サイバーアカデミー」

    トレンドマイクロが提供する無償の教材で、子ども、保護者、教師を対象としています。

    動画、会話、クイズといったステップで構成され、パスワード管理、プライバシー保護、セキュリティ対策などを学べます。

    教材の特徴は以下の通りです。

    • アニメーション動画で楽しく学べる
    • 会話ガイドで理解を深められる
    • クイズでインターネットリテラシーを確認できる

    GIGA ワークブック

    GIGAワークブックは、「情報モラル」と「情報活用」の2つの側面からネットリテラシーを学べる教材です。

    児童・生徒用と教師用の2種類があり、デジタル版も提供されています。

    しかし、教師による学校教育だけでは全く間に合っていないのが実情です。

    保護者も学び、子どもへの教育に積極的に関わっていけるのが望ましいでしょう。

    自治体オリジナル版を導入している地域もあります。

    教材の内容は以下の通りです。

    • 情報モラル:ネットの特性、適切なコミュニケーション方法、情報のリスクなどを学ぶ
    • 情報活用:ICTの活用場面ごとに適切な活用方法を身につける
    • 保護者向けのページも設けられている
    • 教員の授業準備を容易にするための資料が充実している

    自治体により使いやすさに明らかな差があり残念ですが、東京都版は特に見やすくわかりやすかったので保護者の方にはオススメです。

    情報モラル学習教材

    • 文部科学省の情報モラル教育教材
    • 総務省の偽・誤情報に関する啓発教育教材

    総務省や警察庁、情報処理推進機構などが提供している教材で、スマホの操作方法やデータ通信、格安スマホのトラブルなどを学べます。

    また、情報モラルかるたなど、ゲーム感覚で楽しく学べる教材も用意されています。

    文部科学省の情報モラル教育教材

    動画教材、指導手引き、保護者向け資料などが用意されています。

    やや見にくく扱いにくい資料ですが…興味があればご一読ください。

    総務省の「偽・誤情報に関する啓発教育教材」

    「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」で検索できます。

    文科省に比べると、だいぶ読みやすく扱いやすい特設サイトとなっています。

    「保護者用」「青少年用」「教師用」などと分類され、注意ポイントが確認しやすいです。

    ネットトラブル事例もマンガで多数紹介されていて、子どもが自ら学べる教材です。

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    ネットリテラシー教育の実践

    ネットリテラシー教育を実践する上で重要なポイントがいくつかあります。

    子供自身にネットリテラシーの重要性を自覚させる

    POINT
    • ネットトラブルの具体例を学ぶ
    • 親子で安全なインターネットの使い方を話し合う

    KDDIが提供する「ネットスキル診断」を活用すれば、子供自身がネットリテラシーのレベルを確認できます。

    自分のスキルレベルを知ることで、ネットリテラシー向上の必要性を実感できるでしょう。

    ネットトラブルの具体例を学ぶことは、自身に置き換えてイメージし重要性を自覚しやすく、有効な手段といえるでしょう。

    定期的な確認と指導が必要

    POINT
    • 定期的にネットスキル診断を実施し、レベルを確認する
    • 新しいネット事情や危険性について適宜説明する
    • 子供のネット利用状況を把握し、適切にアドバイスする

    ネットリテラシーは一度教えただけでは身につきません。

    子供の成長に合わせて、定期的に確認と指導を行うことが重要です。

    家族でインターネットの利用ルールを決める

    子供のネットリテラシー向上には、家族でインターネットの利用ルールを決めることが重要です。

    具体的な事例を教えたり、ネットリテラシー教材を活用したりすることで、子供が安全にインターネットを利用できるよう支援できます。

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    まとめ

    インターネットは便利な一方で危険性もあり、子供たちにネットリテラシー教育を行うことが重要です。

    様々な主体から提供されている教材を活用しながら、子供自身にネットリテラシーの重要性を自覚させ、定期的な確認と指導を行うことが大切です。

    また、家族で利用ルールを決めることで、子供が安全にインターネットを利用できるよう支援しましょう。

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