塾なし”東大合格”への最強勉強法 | 自宅から難関大学へ効率的に挑戦!

高校生/受験生

塾なしで東京大学(理系)に現役合格し、現在は教育に関わる仕事をしています。

志望校の難関大学に合格するためには、適切な学習計画と時間管理、そして効果的な自宅学習が不可欠です。

当記事では、筆者の経験をもとに独学で東京大学合格を目指す方法について考えてみました。

塾や予備校に通わずに合格する方法、必要な勉強時間と時間管理、自宅学習の極意など、あらゆる観点から東大合格へのアプローチを紹介しています。

ただし、あくまで自己流で他サイトで紹介されている内容とは真逆のことを言っている可能性がありますが参考にしていただけますと幸いです。

受験生の皆さんが効率的に学習を進め、夢の東京大学合格を勝ち取れるよう、具体的な経験談を提供していきます。

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バックグラウンド(経歴)

まずは、塾なしで現役東大合格したバックグラウンドを簡単に紹介します。

幼少期

自宅近くの幼稚園に通園。

特別な教育カリキュラムなどないいたって普通の幼稚園です。

小学校

普通の公立小学校で育つ。

途中でやや反抗期になり、勉強をまじめにやらなくなりました。

ただ本を読むことは好きで、図書室によく通い週に2~3冊程度は読んでいました。

振り返ってみると、幼少期の読書習慣が読解力の向上に大いに寄与していたと感じます。

4年生から中学受験のために通塾しました。

塾に行ってるじゃないか!と思われた方はご期待に沿えず申し訳ございません。小学4~6年生だけ通塾していました。

中学・高校

私立の中高一貫校に進学。一応、住んでいた地域ではトップレベルの進学校でした。

やはりしばらく勉強は頑張らず、数年間は学年数百人の生徒の中で底辺レベルを推移していました。

しかし、「東京大学に行けば一人暮らしOK」という約束を取り付けたために高2の3月から急にやる気を出します

その後は試験勉強に励みつつ、親の目を盗んではゲーム・読書などで遊びながら受験期を過ごします。

そして現役の春、センター試験(現共通テスト)は学校の学年でトップレベルで通過し、無事に東大現役合格に至りました。

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塾に通わずに東京大学に合格できるか?

塾や予備校に通わずに東京大学に合格することは可能ですか?

実際には、塾や予備校を利用しないで合格した学生が3割程度いるというデータもあります。

重要なのは、誰かのやり方を真似るのではなく、自分に最適なやり方を早くに見つけることではないでしょうか。

このセクションでは、東京大学への合格を目指すにあたり筆者自身の心がけていたことを紹介していきます。

自己分析は必要か?

「まずは自己分析を行いましょう」「自己採点や模擬試験の結果を利用して、得意な科目と苦手な科目を特定しましょう。」…なんてことはよく言われます。

これは、「苦手分野を見つけて計画的に克服していきましょう」というアドバイスとセットです。

しかし、筆者はこれが嫌いでした。

苦手分野の勉強はしない

苦手な部分は自覚しているものの、そこに集中して勉強すると勉強が嫌になってしまうものです。

そこで、筆者は嫌なことには手をつけませんでした。

苦手分野のみの集中勉強はしません。

なぜなら、面白くないからです。

筆者の方法は、テキストや問題集を最初から最後まで均等に取り組むことです。

そして、同じテキストを何周も繰り返しました。

この方法により、得意な分野はさらに伸び、苦手な分野も一部は次第に得意分野や好きな分野へと変わっていきます。

学習計画は必要か?

「具体的な学習内容や期間を設定し、日々の進捗を管理するために短期の目標と実践計画を立てましょう。」「休息時間も忘れずに取り入れましょう」といった助言がよくあります。

しかし、筆者自身は日々の学習計画を考えたことはありません。

ただし、長期的な学習計画については学校の方針に従っていました。(後述します。)

計画を立てると、予定通りに進まなければ行き詰まり、予定通りに進めばその計画内で満足してしまうことが多いのです。

筆者のスタイルは、具体的な計画を立てずに、全体の目標(参考書や問題集)だけを設定し、その範囲内で繰り返し取り組むことです。

方法は人それぞれ異なるものですから、自分に最適なやり方を見つけることが大切ではないでしょうか。

学習のポイント(筆者の場合)

下記は、独学で東京大学合格を目指す際の学習のポイントです。

基礎の徹底

基礎をしっかりと身につけることは、早い段階から重要です。

塾には通わず、授業はもっぱら学校で受けていましたが、学校の授業はそれなりに重視していました。

とはいえ、高校2年生までは学年の底辺をさまよっていました。

時には授業中に居眠りをし、宿題を適当に書き写すこともあり、決して真面目な生徒ではありませんでした。

しかし、改めて高校時代のノートを見返してみると、意外と丁寧に授業内容を記録しており、学校の授業を大事にしていたことが窺えます。

日々の学校の授業や宿題は、ほどほどに大切にすると良でしょう。

教科書の理解

教科書の内容を完全に理解することが求められます。

教科書レベルの問題を解くことに力を注ぎ、基礎的な問題を確実に解けるようにしましょう。

教科によりますが、教科書の内容を確実に理解していることは必須でしょう。

教科書などのつかい方についてはこちらで紹介します。

応用問題に挑戦

基礎が身についた上で応用問題に取り組むことが重要です。

過去問や模擬試験の問題に取り組み、本番の試験形式に慣れておきましょう。

模擬試験は活用しない

学校から推奨された模擬試験はすべて受験していました。

恐らく、一般的な模擬試験はだいたい受験したと考えていただいて良いでしょう。

ただし、受験後に間違えた問題のやり直しや見直しといった復習は一切行いませんでした。

前述の通り、できなかったことを見直すのは面白くないからです。

「模擬試験の結果をフィードバックとして活用し、学習計画を見直すことが重要!」といった助言をよく耳にしますが、わざわざ遡って失敗を見直すのは面白くない作業ですよね。

筆者の場合、模擬試験は受けたら受けっぱなしです。

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東大受験にはスピードが求められる

脊髄反射レベルのスピードが必要

東大の二次試験は問題の難易度もさることながら、スピードも求められます。

実際に過去問を解いてみると時間が足りないという人が多いのではないでしょうか。

高得点を取るためには、数学にせよ英語にせよ、単純な計算や英訳は反射的に答えられるようになることが重要です。

共通テストを利用する

スピードを上げる練習にはセンター試験(現共通テスト)がもってこいです。

「共通テストは簡単だから」と言って共通テストの勉強をおろそかにする人がいますが、そうではなくて共通テストのような簡単な問題こそ、半分以下の時間で解けるように練習してみましょう。

タイムアタックのゲームのように楽しんで解ければ良いですね。

共通テストが早く解けるようになれば、基礎学力は完全に身についたと言えますし、二次試験のスピードも向上し、点数も上がるでしょう。

センター数学1Aを5分で解く

センター試験特訓の結果、筆者はセンター試験の数学ⅠAは5分で解けるようになりました。

数学ⅡBはどうしても10分程度かかりましたが、他の科目も試験時間の半分以下で解いていました。

もちろん、実際のセンター試験で5分で解く必要は全くありませんが、スピード向上に役立ったことは間違いないでしょう。

京大やその他の場合

一方で例えば京都大学の二次試験は、問題量が少ないもののじっくりと解くような問題が出題されます。

また防衛医大の入試問題は東大よりさらにスピード重視の問題ですので、スピードの練習にはもってこいです。

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東大合格に必要な勉強時間

東京大学に合格するためには、適切な勉強時間と効果的な時間管理が不可欠です。

以下では、合格に必要な勉強時間と時間管理の方法を紹介します。

合格に必要な勉強時間

東大合格には、個人によって異なりますが、一般的には自己学習に3500〜4000時間を要すると言われています。

高校生の場合、平日には2〜5時間、休日には3〜8時間の学習が目標とされています。

ただし、最初の学力やスケジュールの遅れによって、必要な勉強時間は変動することもあります。

早めのスタートと基礎からの堅実な学習が合格への近道と言えるでしょう。

筆者の経験談

筆者自身の受験期間の勉強時間や過ごし方について具体的に紹介します。

高2の3月

それまでさほど一生懸命には受験勉強には取り組んでおらず学年の底辺レベルを推移していました。

しかしこの頃から受験勉強にやる気を出し、高3の春頃までの期間だけ、1日12時間程度勉強をするようになりました。

高3の夏休み

夏休みのある日は、朝から午前中いっぱいファイナルファンタジー(TVゲーム)をプレイし、昼過ぎには受験とは無関係の小説を読んで過ごし、夕方に母が仕事から帰宅してから受験勉強を開始することもしばしばありました。

また別の日には、1日12~13時間ほどまとまって集中して勉強することもありました。

適度な休息を取りながら、メリハリをつけることが大切でしょう。

高3の夏休み以降

学校から帰宅後、AM0~1時頃まで勉強していました。

学校の授業とは別に、1日の自己学習は約3~4時間程度でした。

高3の11月からセンター試験(現共通テスト)まで

学校の方針でひたすらセンター試験の練習をしました。

類似問題を解き続けます。

そのため、それ以前(10月頃まで)に二次試験対策はひと段落させておく必要があります。

センター試験(共通テスト)の対策は、前述の通り基礎固めや後述のスピードという点でも二次対策にもなります。

センター試験(現共通テスト)後

二次試験対策。

使用した参考書・問題集は以下の通り、別記事にまとめました。

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実際に用いた参考書・問題集

私が現役当時に実際に使用していた参考書や問題集を紹介します。

大学受験は10数年も前の話しで、センター試験の時代なので一部取り扱いのない書籍などもあるかもしれません。

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まとめ

東京大学への合格を目指す際は、独学でも十分に可能です。

ただし、効率的な学習と適切な時間管理など、自分に最適な学習方法を見つけることが重要です。

また、共通テストと二次試験を両立させるためには、基礎学力の向上と応用力の養成を並行して行う必要があります。

参考書や問題集のつかい方などについてはコチラでまとめています。

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