子供の可能性を伸ばす!子ども向け科学・物理の本

書籍/雑学

東大卒(数学・物理専門)で現在は教育に関わっています。

筆者が幼少期に愛読していたものも含めて紹介していきます!

子供の「なんで?」や「どうして?」が止まらない、そんな時どうしましょう?

科学の世界には、子供たちの好奇心を満たす宝物がいっぱい詰まっています!

子供の好奇心を刺激し、楽しみながら科学を学べる絵本や図鑑は数多く出版されています。

科学の基礎知識を身につけることは、子供の論理的思考力を育むだけでなく、科学への関心を高めるきっかけにもなります。

本記事では、子どもにおすすめの物理・科学の本を様々な角度から紹介していきます。

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物理の仕組みがわかる図鑑

日常生活の中にある機械の仕組みを理解することは、プログラミング的思考の基礎となります。

以下の図鑑は、そんな機械の仕組みを楽しく学べる一冊です。

『きかいのしくみ図鑑』

対象年齢:低学年~

この図鑑では、自動販売機やトイレなど、身近な機械の構造と動作のしくみが詳しく解説されています。

イラストを開いて中身を覗くことで、機械の仕組みを立体的に理解できるのが特徴です。

機械の仕組みを知ることで、子供は物事の因果関係を考えるようになります。

そうした思考力は、将来的にプログラミングを学ぶ際にも役立つでしょう。

『なんとな〜く物理』

対象年齢:小学生、物理未習者

漫画で原子や分子の存在を説明する物理入門書です。

静電気の仕組みなど、身近な現象を科学的に解き明かすことで、子供の「なぜ?」という好奇心に応えられます。

物理の授業が始まる前に基礎を養うのに適した一冊です。

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科学者にスポットを当てた本

科学者の人となりや研究への情熱に触れることで、子供たちは物理学への興味を深めることができます。

以下の本では、様々な物理学者の生き方や業績が紹介されています。

『歴史を作った 世界の五大科学者』

対象年齢:小学生~

これは手塚治虫さん監修の漫画です!

数ある科学者の伝記マンガの中でも特におすすめしたいのがこちら。

厚さ4cmと辞書のように分厚いマンガですが、子どもでも面白くて一気に読み切ってしまうでしょう。

手塚治虫さんが監修されていますが、ガリレオニュートンエジソンキュリー夫人アインシュタインといった5人の科学者を、それぞれ別の人が作画されています。

幼少期の苦しい生活や時代背景などの生い立ちから、どのようにして世界を代表する科学者になっていったのかという半生が、手塚治虫さん流に非常にわかりやすくかつ面白く描かれています。

どんな偉大な科学者も、初めから偉大だったわけではなく、自分の興味に対しては誰にも負けないくらいたくさんの努力をひたすら重ねてきたのだなというのがよくわかります。

5人の掲載順に歴史もつながっていて、彼らが考えた理論や発明は専門的な言葉で説明されると子どもには(大人にも)とても理解できないくらい難しいものですが、作中ではわかりやすく端的に画と言葉で説明されていて、抵抗なく読み進められました。

筆者は幼少期に親が持っていたものを何度も繰り返して読みました!

そして20年経って、子どものために1冊新たに購入しました。

是非手に取っていただきたいオススメの1冊です。

科学者たちの人生を追うことで、子供たちは科学への歩みを知ることができ、関心が高まるでしょう!

世界の科学者たちの数々の研究の積みかさねが、現代の社会や科学技術につながっています。

しかし一方で、科学の発展から人間は戦争や原子爆弾などを生み出し今なお社会に影響を与えていることも心にとめておきたいところです。

『日本のスゴイ科学者 29人が教える発見のコツ』

対象年齢:小学生低学年~

この本では、ノーベル賞受賞者をはじめ、さまざまな分野で活躍する日本人科学者29人の最先端の研究が紹介されています。

小学生で読める本です。

科学を志す子どもたちを勇気づける言葉が随所に散りばめられています。

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宇宙や天文分野の本

宇宙への夢は、今も昔も多くの子供を魅了してきました。

『宇宙大図鑑』

対象年齢:小学生低学年~

この本は、元宇宙飛行士の野口聡一さんが執筆した一冊です。宇宙の理論から技術まで、宇宙開発の全容が詳しく解説されています。

写真とイラストを用いた分かりやすい解説で、子供たちは宇宙への関心を一層高められるでしょう。

『ブラックホールってなんだろう?』

対象年齢:小学生~

ブラックホールの不思議な性質をわかりやすく説明した絵本です。

文章は少なめで、絵がとっても素敵です。

最新の研究成果も盛り込まれており、子供の想像力を大いに刺激します。

大人も一緒に楽しめて、親も興味をそそられること間違いなしです。

ブラックホールという難解な概念に触れることで、子供たちは宇宙の神秘に魅了され、物理学の奥深さを垣間見ることができるでしょう。

『ニュースとマンガで今、一番知りたい! 宇宙と天文』

対象年齢:小学生~

この本では、フルカラーのマンガと豊富な資料写真で、天文の基礎知識から宇宙開発の最新情報まで幅広く学べます。

ニュース性の高い内容で、子供の興味を常に新鮮に保つことができます。マンガを読みながら物理学の最先端に触れられるのが最大の魅力です。

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科学全般

『ダーウィンの「種の起源」はじめての進化論』

対象年齢:小学生中学年~

進化の不思議を楽しく学べる一冊です。

ダーウィンは、世界中を旅して生き物の進化論を提唱したことで知られます。

「ダーウィンの進化論」と言えば、大人なら誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。

しかし、実際に読んだことがある人はあまりいないと思います。

大人向けの「種の起源」の翻訳本は文庫本で分厚い上下巻になっています。

大学時代に岩波文庫のものを読みましたが、つまらなくないけど難しい…。

内容は面白いからもっとわかりやすければいいのに…と思っていましたが、こんな絵本を見つけました。

文庫本2冊分の難解な内容が、ポイントを絞ってとってもわかりやすくまとまっています。

絵のデザインもほんわかした雰囲気で、視覚的にもわかりやすく描かれています。

子どもにも大人にもおすすめしたい1冊です。

ちなみに文庫本タイプはコチラ。内容は深いですが、大人が読んでも難しいです。

『理科の図鑑』

対象年齢:小学生~

身近な動植物や自然現象を詳しく解説。

子供たちが「これ知ってる!」と興奮すること間違いなしです!

原書はイギリスのDK社から出版。

世界中で評価の高い図鑑の出版社です。

イラストもわかりやすいですが、文章も多めでしっかりと内容のある図鑑です。

写真やイラストメインで眺めるような図鑑と思って開くと、ちょっと重すぎる内容かもしれません…というくらい充実した内容の図鑑です。

生物・化学・物理・地学…など幅広く扱われていて、テーマごとに見開きページにきれいに端的にまとまっているので、非常に読みやすいです。

全てにルビがふってあり、学年の小さいお子さんでも興味があれば読みすすめられるでしょう。

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『空想科学読本』

対象年齢:小学生~

マンガやアニメの世界を科学的に分析する楽しい視点が魅力の本です!

マンガやアニメの設定を科学の視点で見てみるとどうなるのか??

子どもも大人も誰もが知っている「ドラえもん」「サザエさん」「ドラゴンボール」など…アニメ・漫画のフィクションの世界だけど、現実世界だとどうなの??といったことを検証されていて、大人が読んでもクスっと笑える内容です。

恐らく、目次を見ただけで、大人も子どももその内容に引き込まれてしまうでしょう

「子どもの夢を壊す本」とも言われています。いい意味です。

子どもが大好きなアニメや漫画を通して、驚きと好奇心を持って科学にも興味を持てるきっかけになれるおすすめの1冊です。

著者は柳田理科雄さん(本名)で、複数出版社から出版されています。

▼小学生/高学年向け▼

『ジュニア空想科学読本』(コンパクト版サイズ)

▼小学高学年/中高生/大人向け▼

『空想科学読本』(四六判サイズ)2022年発売の新シリーズ

▼まんがのシリーズ▼

同じ著者による『空想科学学園』。科学漫画です。

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『ロウソクの科学』

対象年齢:小学生中学年~

身近なロウソクを通じて科学の基本原理を分かりやすく教えてくれます。

ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんが、化学に興味を持ったきっかけとなった本として紹介されて一時話題になりました。

たった1本のロウソクから、あらゆる科学的な現象を教えてくれます。

ノーベル賞受賞者の吉野さんは小学生で読んでいたそうです。

小学校低学年からでも興味がある子は読みすすめられるでしょう。

『物理の散歩道』

対象年齢:小学生高学年、中高生~

日常の中の物理現象を楽しく学べる1冊。

私は子どもの頃に読みました。物理の本としては知る人ぞ知る…本でしょうか。

5~6人の物理学者が集まるサークルが実際にあり、その座談会を「ロゲルギスト」という名前で本にまとめたものです。決して外国人が書いた本ではありません。

毎回メンバーの一人がひとつお題を用意して、それに対して物理的に考えメンバーで議論した内容をまとめたエッセイ集です。

あらゆる日常的な現象について、物理的な視点で見るとどう考えるか…といったことが書かれています。

身の回りの事象に対する見方が変わりとても面白いです。

最初の出版は1960年代と古い本ですが、2009年以降に新装版が新たに出版されていて読み継がれているようです。シリーズで何冊かあります。

物理学について難しく書かれているわけではないので、中高生におすすめですが、小学生でも読める子はいるでしょう。

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まとめ

科学のおすすめ本を紹介しました!

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